キャピタルロス(Capital Loss)とは、一言でいうと「資産を売ったときに発生する『売買損失(ばいばいそんしつ)』」のことです。
簡単に言えば、「買った時よりも安い値段で売ってしまい、お金が減ってしまうこと」を指します。
投資の世界では「キャピタルゲイン(利益)」の真逆の言葉です。
▼よくわからない方のために、以下でFX初心者の方にも分かりやすく解説します。
FXにおけるキャピタルロス
FXでは、予想が外れたときにこのキャピタルロスが発生します。
- 例: 1ドル=150円のときに、「これから上がる!」と予想して買った。
- 結果: 予想に反して円高が進み、1ドル=145円になったところで決済(売却)した。
- 損失: 差額の5円分がキャピタルロスとなります。
「含み損」との違い
初心者の方が混同しやすいのが「含み損(ふくみぞん)」との違いです。
- 含み損: まだ決済(売買)していない状態で、画面上に出ている「仮のマイナス」。
- キャピタルロス: 決済ボタンを押して、「実際に確定してしまった損失」。
キャピタルロスをどう捉えるべきか?
投資において、キャピタルロスを完全にゼロにすることは不可能です。
大事なのは、「いかに小さく抑えるか」という考え方です。
- 損切り(ストップロス): あらかじめ「ここまで下がったら負けを認めよう」と決めておき、小さなキャピタルロスで食い止めること。これができないと、損失が膨らみ続けて「ロスカット(強制終了)」になってしまいます。
- トータルで勝つ: 10回の取引のうち、3回キャピタルロス(負け)が出ても、残りの7回のキャピタルゲイン(勝ち)が上回れば、トータルでは資産が増えていきます。
税金におけるメリット(損益通算)
実は、キャピタルロスには「税金を減らせる」という唯一のメリットがあります。
- 損益通算(そんえきつうさん): 1年間のFX取引を合計して、利益(ゲイン)よりも損失(ロス)の方が多かった場合、その損失を翌年以降の利益から差し引ける制度があります(確定申告が必要です)。
まとめ
- キャピタルロス = 「売買で確定してしまった損」。
- 投資をする以上、必ず向き合わなければならないもの。
- 「大きなロス」を出す前に、「小さなロス」で自ら止める(損切り)のが最も重要!
