「通貨ペア」とは、一言でいうと「FXで取引をする際の、2つの国の通貨の組み合わせ」のことです。
FX(外国為替証拠金取引)は、「ある通貨を売って、別の通貨を買う」という交換の仕組みなので、必ず2つの通貨がセット(ペア)になります。
▼よくわからない方のために、以下でFX初心者の方にも分かりやすく解説します。
通貨ペアの読み方(どっちが基準?)
通貨ペアは「米ドル/円」や「USD/JPY」のように、スラッシュで区切って表記されます。
- 左側の通貨(基軸通貨): 取引の「主役」です。常に「1単位」として数えます。
- 右側の通貨(決済通貨): 左側の1単位を買うために「いくら必要か」を表す通貨です。
たとえば…
例:米ドル/円(USD/JPY)が「150.00」のとき これは「1ドル = 150円」という意味です。
- 買いたいとき:150円を払って、1ドルをもらう
- 売りたいとき:1ドルを出して、150円をもらう
この相対価格は秒単位で変動しています。
この差を為替相場と言います。
通貨ペアの種類
通貨ペアは通貨同士の組み合わせでできているので多くの種類があると思われるかもしれませんが、実際の取引に使われるのは約30種類程度です。
どのFX会社で口座を開設するかでもかわってきます。
以下に主な通貨ペアを記載しておきます。
人気の高い主な通貨ペア
- 米ドル/円 (USD/JPY): 最も取引量が多く、安定した値動きが特徴。
- ユーロ/円 (EUR/JPY): 欧州経済の影響を受け、USD/JPYより変動幅が広い傾向。
- ポンド/円 (GBP/JPY): 「ポンド」の愛称で呼ばれ、ボラティリティ(値動きの大きさ)が高い。
- 豪ドル/円 (AUD/JPY): 資源国通貨(豪ドル)と円の組み合わせで、資源価格に影響される。
- ニュージーランドドル/円 (NZD/JPY): 豪ドル同様、資源国通貨で値動きが特徴的。
- カナダドル/円 (CAD/JPY): 原油価格の影響を受けやすい資源国通貨。
主要通貨ペア(クロス通貨ペア)
- EUR/USD (ユーロ/米ドル): 世界で最も取引量の多い通貨ペアの一つ。
- GBP/USD (ポンド/米ドル): 英国ポンドと米ドルのペア。
- AUD/USD (豪ドル/米ドル): 豪ドルと米ドルのペア。
- USD/CAD (米ドル/カナダドル): 米ドルとカナダドルのペア。
新興国通貨ペア(高金利通貨ペア)
ZAR/JPY (南アフリカランド/円):南アフリカのランドと日本円の通貨ペア。
TRY/JPY (トルコリラ/円):トルコのリアと日本円の通貨ペア。
MXN/JPY (メキシコペソ/円):メキシコのペソと日本円の通貨ペア。
韓国ウォン/円 (KRW/JPY):お隣韓国との通貨ペア。
新興国通貨と日本円の通貨ペアは金利差が大きく、スワップポイント稼ぎのメインとなる通貨です。
デメリットとして新興国通貨は値動きが大きく、通貨の価値が下がりやすいのでキャピタルロス(購入した額より安くしか売れない状態)が発生しすくなります。
