「スプレッド」とは、FXにおける「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差額のことで、実質的な「取引手数料」にあたります。
売り買いをする際には毎回スプレッドが掛かります。
※短期間(秒単位)で何度も売買を繰り返すと、スプレッドだけでどんどんマイナスになります。
FXの画面を見ると、同じタイミングでも「買う時の値段」と「売る時の値段」の2つが表示されていますが、この2つの価格差がスプレッドです。
取引量(流通量)が多い通貨ペアほどスプレッドが安い傾向にあります。
▼よくわからない方のために、以下でFX初心者の方にも分かりやすく解説します。
1. スプレッドの仕組み
海外旅行の両替をイメージすると分かりやすいです。
銀行で「1ドルを円に替えるとき」と「円をドルに替えるとき」では、値段が違いますよね?
もちろん為替相場も変動しているのですが、両替屋さんの手数料も含まれています。
この手数料がスプレッドです。
- 買値(Ask): あなたが買うときの価格(少し高い)
- 売値(Bid): あなたが売るときの価格(少し安い)
具体的な例:米ドル/円の場合
- 買値:150.002 円
- 売値:150.000 円
- スプレッド:0.2銭
この場合、買った瞬間に0.2銭分だけマイナスからスタートすることになります。
これがFX会社に支払う実質的なコスト(手数料)です。
2. スプレッドは「狭い」「広い」で表現する
FXでは、売買手数料(スプレッド)が小さいことを「狭い」、大きいことを「広い」と言います。
- スプレッドが狭い: 手数料が安い。利益が出しやすい。
- (例:米ドル/円、ユーロ/円などのメジャー通貨)
- スプレッドが広い: 手数料が高い。利益を出すまで時間がかかる。
- (例:トルコリラ/円、南アフリカランド/円などのマイナー通貨)
3. スプレッドが広がる(高くなる)タイミング
スプレッドは常に一定ではなく、以下のようなときには急に「広く」なることがあります。
- 経済指標の発表直後: 雇用統計など、注目度の高いニュースで相場が激しく動くとき。
- 市場の流動性が低いとき: 日本時間の早朝(ニューヨーク市場が閉まった直後)や、クリスマス・年末年始など。
まとめ
- スプレッドは「売買価格の差」であり、「実質的な手数料」。
- 取引画面で「買った瞬間に少しマイナスになる分」のこと。
- 初心者は、スプレッドが「狭い(安い)」FX会社や通貨ペアを選ぶのが鉄則!
