2026年8月2日、1週目の日曜日です。
週末は日米韓の協調介入が入り、ドル円やクロス円は大きく下落しました。
今回の為替介入は4月~5月の介入とは違い、円高方向へ誘導したい強い意志が見えます。
週末は157円台で終了しましたが、今週はもう一段下げる可能性が高いと思います。
過去の介入後は一度下落トレンドに突入すると3か月程度続いていることが多いので、157円を割ってくるのであればクロス円のポジションは一旦手じまい仕様と思います。
目次
2026年7月の為替介入の時系列と本気と感じる理由
まずはじめに7/30~8/1早朝にかけてのドル円の状況を解説します。
7/30~7/31にかけての為替介入と思われるドル円の時系列
17:00|7月30日
為替介入前の状況
ドル円は164円手間で攻防中。
163.9円台で一旦跳ね返されるも、基本的には上昇目線。
22:35|7月30日
1波目の為替介入(おそらく日銀が実施)
1波目の為替介入と思われる下げ。
162円後半から158円ちょうどまで5円ほど急落。
2:36|7月31日
NY連銀がレートチェック実施
158円を底値として深夜にじりじりと上昇。
160円手前でNY連銀がレートチェックを実施し1.3円の下げ。
9:00頃|7月31日
片山さんはだんまり
前回と同程度の急激な5円下げで、為替介入が疑われた。
でも片山さんは「お答えできない」でだんまり。
三村財務官も「米国から精神的な支援を受けている」と発言したのみ。
米国を匂わせてきているので、ここで「ん?なんかおかしい」と思いました。
12:11|7月31日
日銀の利上げは据え置き発表
昨晩158円まで下落したドル円は、160.80付近まで上昇。
日銀の利上げも予想通りの据え置き。
でも、そこから急激な上昇はせずモミモミ状態へ。
17:55|7月31日
欧州時間に1.6円の急落
介入にしては小さいので為替介入かはわからないですが、1.6円の急落発生。
再び158.50付近。
22:22|7月31日
全戻しからの口先介入
158.50まで下落後、急速に回復。
22時には160.50付近、
22時22分にロイター通信より「米財務省が円買いの為替介入に協力する可能性を示唆」で1.5円の急落。
2:24|8月1日
米当局による介入実施
米財務省による実弾介入実施。
通貨ペアはユーロ円。
30年ぶりの協調介入となり1.3円の下落、
5:09|8月1日
市場が閉まる直前に再度介入と思われる下げ
日本時間の早朝に再び急落。
1.9円近く下げ157.50付近でクローズ。
日本だけの為替介入時には見られなかった現象です。
大規模ではありませんが、小分けにしてボラが低い時間帯を狙った介入にはイヤらしさ(ロング勢を潰しにきている)を感じます。
今回の為替介入は本気と感じる理由
高市政権になってから「円安でホクホク発言」や「為替介入を実施してもすぐに戻す状況を放置」するなど、日本は円安を容認しているような姿勢が感じられていました。
ですが、今回は米財務省が協力し、韓国まで協力する3国協調介入となりました。
これだけでも異例だと思いますが、さらにロング勢を狩るような動きの介入をして来ています。
これは日銀ではなく、米財務省のやり方のような気がしています。
いままでと違和感がありすぎます。
例えるなら「日銀:ドーン。ドーン。ドーン。」で、「米財務省:これやられたらイヤだろう。うりゃー。コツコツ。」みたいな。
あんまり伝わらないかもしれないですが、日本はわかりやすい。
米財務省はイヤなところを突いてくる。
といった感じです。
これが意味することは、円安を是正する本気度の表れではないかと思います。
もちろん、見せかけの可能性もまだあると思いますが、この強気姿勢は市場心理に大きく影響を与えると思います。
【なぜ米財務省は協調介入に踏み切ったのか】
利益や見返りがなく米国が動くとは考えにくいです。
なんでだろうなーと思っていたのですが、おそらく「日銀の介入時に米国債を売られるのが嫌」だからではないでしょうか。
日本が米国債を売るたびに米国債の長期金利が上昇しています。
これを嫌がって協力している様な気がします。
そして、実は日本は米国債を保有する世界最大の国です。
このような背景から、日本に米国債売りをさせずに円高にする方法を模索しているものと考えています。
週明け後の方向性は戻し後の動きに注目
8/3の週明けはどうなるか予測できません。
下にも上にも窓開けしている可能性があります。
円高報告へ一方通行か、一旦戻しが入り下落するのか、じりじりとまた上昇していくのかの3択です。
今回のは本気と考えると、155円割れを目指しているとい思います。
155円が割れると、次が152円付近となります。
日銀と米財務省が目指す着地点が150円前後であれば、短期的にはまだもう一段下げる可能性が高いです。
そのため、「157円割れ」もしくは「158.50付近まで戻した」タイミングで、リラ円などクロス円は一旦手じまいをしたいと思います。
1年掛けて気づいた利益は大きく減りましたが、まだ60万円ほどプラスです。
ここから5円~7円程度の下げが来た場合はロスカットになる可能性もあります。
クロス円の下落が落ち着くまでは静観、もしくは円を含まない通貨ペアへ変更します。
介入時のリラ円とフランリラの違いを発見
7月からフランリラ専用の口座を作り運用していましたが、今回の為替介入で気付いたことがあります。
それは円高へ大きく動いた時の影響です。
当然ちゃ当然なんですが、円高方向へ動いてもフランリラの影響は限定的でした。
具体的には以下のような感じです。
為替介入後のフランリラの状況
■1波目の介入時にはフランリラは大きく上昇。
■2波目以降の動きには影響なし。
■米財務省の介入にも影響なし。
こんなイメージです。
今回のリラ円の下落率は約5%です。
対してフランリラの下落率は1.2%です。
米財務省がユーロ円で円買いをしたのも一因かもしれませんが、フランリラ口座は致命的なダメージは受けませんでした。
このように日銀の介入の可能性があるときはクロス円を持たないことが大事だなと痛感しました。
複数の通貨ペアに分散してく方針へ変更
今回の大ダメージを受け、スワップ生活企画での方針を変更します。
- しばらくはクロス円のポジションは減らす、もしくは持たない。
- フランベースで多通貨ポジションを持つ
- 1国の通貨にポジションを寄せ過ぎない
- トルコリラ以外で「キャピタルゲインも狙える」通貨を持つ
これをイメージしながらポジションを持っていきたいと思います。
上記の方針でポジションを再構築するデメリットとして、トルコリラを減らすことで1日のスワップ額は確実に減ります。
ですが、リラが暴落した時のリスクを減らすことが可能。
分散することで1国でなにか問題が起きても損失を抑えることができると考えます。
実際に組み合わせる通貨は高金利通貨と低金利通貨になるので、リスクがあることに変わりはありません。
そのため、完全放置ではなくチャート次第で利確もしていく方針へ変更します。
【現時点で実際に組み合わせる予定の通貨ペア】
低金利通貨:スイスフラン 日本円
高金利通貨:トルコリラ メキシコペソ アフリカランド ハンガリーフォリント
今の割合は8割がリラ円、2割がフランリラです。
ポジション調整を実施して、「リラ円35%」「フランリラ35%」「フランペソ30%」で再構築しようと思います。
低金利通貨がフランか円しかないので、分散と呼ぶには弱いかもしれませんが、現状より為替介入時のリスクを抑えられると思います。
「リラ円」と「フランリラ」の損失額を比べてみました。
※リラ円の下落率5%
※フランリラの下落率1.2%
※同じレバレッジで計算
【リラ円:200万円(580ロット)】
▶マイナス約95万円
※スワップ月額:約417,600円
【フランリラ:200万円(10ロット)】
▶マイナス約20.4万円
※スワップ月額:約543,000円
フラン高のリスクもありますが、介入時の損失額や月額のスワップ益を考えるとフランリラへ寄せても良いのではと考えてしまう数字の差です。
月曜日はリラ円の縮小とフランリラへの移行を進めます
追加の介入と円高方向へしばらく進む可能性を考えると、早めに再構築をしたいと思います。
スクロールできます
| DMMFX | みんなのFX | セントラル短資 | 外為どっとコム | トライオートFX |
|---|
| 現状 | リラ円 70ロット | リラ円 190ロット | リラ円 450ロット | フランリラ 4ロット | フランリラ 1.3ロット |
| 調整後 | リラ円 ↓0ロット | リラ円 ↓0ロット | リラ円 450ロット | フランリラ ↑7ロット | フランリラ ↑2ロット |
リラ円を260ロット減らし、フランリラを3.7ロット増やします。
レバレッジは下がり、スワップは増える形となります。
みんなのFXはリラ円のスワップが23.3円と低く、どうしようか悩んでいたので良い機会です。
フランリラへ移行後は月のスワップ益が14,000円ほど増えます。
【▼リラ円260ロット時】
【▼フランリラ3.7ロット時】
週明けはこのように調整し、追撃の介入に備えたいと思います。
もし何事も起こらなければフランペソの売りを始めていきます。
実は1ロットだけお試してで持ってますが(笑)
まとめ
スワップ生活企画を始めてから、月単位で初めてマイナスと7月。
大きなダメージを受けましたが、同じ轍を踏まないように調整していきます。
正直、何もしないのが一番かもしれませんし、すでに対応が遅いかもしれません。
ですが、今後の可能性を考えれば調整をするべきと判断しました。
ポジション調整後に急激なフラン高が来たら泣けますが、そのリスクも承知のうえです。
月利10%以上を叩き出せる投資はそうそうないですし、ハイリターンなものはハイリスクで当然です。
8月は大きく円高報告へ動く可能性もありますが、みなさんのご武運をお祈りしております。
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